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五輪不開催へのカウントダウン [報道・情報]

緊急事態宣言延期4回目、いささかうんざりした声も聞こえるのは致し方ない。
報道各社、特にテレビ局はここに来て態度が微妙である。
なにせ散々五輪中止を煽っておいて、しっかり放送予定組んでいた。だからと言って、行きがかり上引っ込みもつかない。
五輪無観客が正式に決まって、ここの批判に話を逸らそうとしているが、外国人観客のキャンセルをした時点で、無観客開催も視野に入れていると言ってあったのに、何を今更だ。

しかし、これで確実に今後に影響する問題がある。元々祭典を開くことで、悪い出来事を吹っ飛ばそうというお題目が五輪にはあったのだが、それは最早機能しないというのが目の前で起きてしまったのだ。
まぁ現実問題として難しいのは多くの人が感付いていたであろう事柄だが、実績になってしまった以上、今までの様には行かない。
そして、性質上SARS-cov2は今後も変異を続け、収まらない。インフルエンザ同様世界に蔓延し続ける。ハッキリ言って、ワクチンと治療薬をある程度用意できたら、無視するぐらいしか方法がない。
武漢を完全封鎖してウイルス殲滅をしなかった以上、どうにもならない。
今後も、防疫対策込みで五輪をやるなら、少なくとも海外観客の来場はできない、新たな変異株の流入が危険だと言うなら、それは必須になる。当然、開催都市に利益は見込めなくなる。

その上、6月の規約改定で選手の意思表明への規制が緩められる決定がなされた。
大会に揉め事を持ち込ませない防波堤をIOC自らが崩してしまったのだ。
今後、五輪はそういったパフォーマンスの会場になる。建前上、「人権に関して」と但し書きが付いているが、「意思表明を阻害するのは人権侵害だ」と騒ぐのは目に見えている。
ただでさえ、開催準備に費用がかかり過ぎて、立候補都市が激減している中で、揉め事まで持込まれるとなると、開催都市の負担は更に大きくなる。
オーストラリアのブリステンでの開催は決まったが、果たしてその後、立候補する都市はあるのだろうか?
また、あれも人権これも人権と、人権大サービスが続くなら、男女別で競技する意味がなくなる。
極端な話、競技により優劣をつけること自体が不平等なんて話になりかねない。

近代五輪そのものが、開催されなくなるカウントダウンが始まってしまったのかもしれない。

さて、最後までお読みいただけたかな?タイトル詐欺?いやいや嘘はついてないぞ。
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