昨今のアニメ [娯楽]
子供の頃、大人になったらアニメは見なくなるものだと思っていた。
しかして、現実はそうではなかった。イイ歳のオッサンになったが、結局のところテレビで視聴するのは、アニメかドキュメンタリーぐらいのもので、ドラマはほとんど見ない。
ドラマで見たのは、下町ロケットぐらいか。かつて見ていた相棒も、警視庁次長の息子でありながら、父親に反発しているという設定のカイト編で、上層部との確執と結末を描いて終わるのかと思いきや、カイトが右京を出し抜いて私刑していたという幕引き、常連キャラも次々と引退で、どこに右京の物語の結末を持っていくつもりなのかが見えなくなって、視聴をやめてしまった・・・。
話をアニメに戻す。状況としては、美少女が多数出演で、戦ったり、音楽やったり、のほほーんとしていたり、といった物が多数を占めている。
ハッキリ言ってこの辺はほとんど見ない。男の願望に対して実に正直で、ハーレム的だ。
俺も男である以上、そういう願望がないと言ったら嘘であるが、その手のゲームを非18禁、18禁ものをいくつか・・・おそらく5、6本やったぐらいで興味が薄れた。
ここ数年で、最初から最後まで視聴したのはタイバニ、ログ・ホライズン、クロムクロ、ID0、Fate stay knightといった辺り、戦闘物、冒険物といった傾向が強い。
いずれも世界設定とキャラクター設定、それにまつわるドラマがしっかりしている。
あまりに美少女物が溢れているので、タイトルを聞いた時は敬遠してしまったが、幼女戦記も素晴らしいドラマ立てだ。
同じく、最初にけものフレンズを見た時は、「まーた所構わず美少女並べるのか・・・」と敬遠したものである。
しかし、ほのぼのとしたやり取りにしっかり理由、行程、結果があり、意味不明だったシーンもあとからしっかり伏線回収され、自らを恥じたものである。
同じスタッフが製作したケムリクサは、これが本当に実質25分もない放映時間で語られた内容なのかと、視聴後に思い返すほど、濃い内容のお話だった。次はああなるんじゃないか、これはこういうことじゃないかという考察が飛び交い、それに参加するのも楽しい時間だった。素晴らしい体験をさせてもらったと製作陣には感謝の念を贈りたい。
こうして映像だけでなく、中身も秀逸な作品が多くなると、粗が目立つ作品は、陳腐に見えてしまう。
コトブキ飛行隊は、キャラクターの見目が良く、表情もクルクルとよく動くのだが、なんというか爽快さよりも見ていて疲れる。製作側は、全館のヒット作であるガルパンとはキャラクターアプローチを変えてみたのだろうが、しっくり来なかった。
まぁ全部当たりと言うわけにもならないだろうから、致し方なしといったところだが・・・。
酷かったのが、けものフレンズ2と宇宙戦艦ヤマト2202である。
まず、事の起こりも解決方法も、陳腐でご都合過ぎる。不条理さで客を笑わせるギャグ物じゃないのだから、白々しさばかりがつのる。
そればかりではない、この2作品には、前作に対する恨みや怨念といったもの節々に感じる。それを仕組んだ本人は溜飲が下がったのかもしれないが、少なくとも俺は彼らが携わる作品は今後見ない。
損をするなら仕方ない、期待して賭けたものがあるのだから、しかし時間も人生も有限だ。無駄なことには費やすべきではない。
しかして、現実はそうではなかった。イイ歳のオッサンになったが、結局のところテレビで視聴するのは、アニメかドキュメンタリーぐらいのもので、ドラマはほとんど見ない。
ドラマで見たのは、下町ロケットぐらいか。かつて見ていた相棒も、警視庁次長の息子でありながら、父親に反発しているという設定のカイト編で、上層部との確執と結末を描いて終わるのかと思いきや、カイトが右京を出し抜いて私刑していたという幕引き、常連キャラも次々と引退で、どこに右京の物語の結末を持っていくつもりなのかが見えなくなって、視聴をやめてしまった・・・。
話をアニメに戻す。状況としては、美少女が多数出演で、戦ったり、音楽やったり、のほほーんとしていたり、といった物が多数を占めている。
ハッキリ言ってこの辺はほとんど見ない。男の願望に対して実に正直で、ハーレム的だ。
俺も男である以上、そういう願望がないと言ったら嘘であるが、その手のゲームを非18禁、18禁ものをいくつか・・・おそらく5、6本やったぐらいで興味が薄れた。
ここ数年で、最初から最後まで視聴したのはタイバニ、ログ・ホライズン、クロムクロ、ID0、Fate stay knightといった辺り、戦闘物、冒険物といった傾向が強い。
いずれも世界設定とキャラクター設定、それにまつわるドラマがしっかりしている。
あまりに美少女物が溢れているので、タイトルを聞いた時は敬遠してしまったが、幼女戦記も素晴らしいドラマ立てだ。
同じく、最初にけものフレンズを見た時は、「まーた所構わず美少女並べるのか・・・」と敬遠したものである。
しかし、ほのぼのとしたやり取りにしっかり理由、行程、結果があり、意味不明だったシーンもあとからしっかり伏線回収され、自らを恥じたものである。
同じスタッフが製作したケムリクサは、これが本当に実質25分もない放映時間で語られた内容なのかと、視聴後に思い返すほど、濃い内容のお話だった。次はああなるんじゃないか、これはこういうことじゃないかという考察が飛び交い、それに参加するのも楽しい時間だった。素晴らしい体験をさせてもらったと製作陣には感謝の念を贈りたい。
こうして映像だけでなく、中身も秀逸な作品が多くなると、粗が目立つ作品は、陳腐に見えてしまう。
コトブキ飛行隊は、キャラクターの見目が良く、表情もクルクルとよく動くのだが、なんというか爽快さよりも見ていて疲れる。製作側は、全館のヒット作であるガルパンとはキャラクターアプローチを変えてみたのだろうが、しっくり来なかった。
まぁ全部当たりと言うわけにもならないだろうから、致し方なしといったところだが・・・。
酷かったのが、けものフレンズ2と宇宙戦艦ヤマト2202である。
まず、事の起こりも解決方法も、陳腐でご都合過ぎる。不条理さで客を笑わせるギャグ物じゃないのだから、白々しさばかりがつのる。
そればかりではない、この2作品には、前作に対する恨みや怨念といったもの節々に感じる。それを仕組んだ本人は溜飲が下がったのかもしれないが、少なくとも俺は彼らが携わる作品は今後見ない。
損をするなら仕方ない、期待して賭けたものがあるのだから、しかし時間も人生も有限だ。無駄なことには費やすべきではない。
2019-04-08 01:55
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